“チェックのポルシェ”から鞍替えのパフ・モータースポーツ、マクラーレン720S GT3 Evoのリバリー公開

 パフ・モータースポーツは12月30日、2024年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTDプロクラスに投入するマクラーレン720S GT3 Evoのカラーリングを公開した。

 これまでポルシェのGT車両で2021年にGTD、2022年にはGTDプロクラスで年間タイトルを獲得するなど、ウェザーテック選手権で5年間成功を収めてきたカナダ籍のチームは2023年10月、マクラーレンへの車両スイッチを発表していた。

 その後11月に入り、オリバー・ジャービス/マービン・キルヒホーファーというドライバーラインアップを明らかにし、さらにミシュラン・エンデュランス・カップの3レース(デイトナ、セブリング、ロード・アトランタ)ではジェームズ・ヒンチクリフがこのコンビに加わることも発表済みだ。

 また、1月の開幕戦デイトナ24時間レースでは、アレクサンダー・ロッシが4人目のドライバーとして参戦することが、エントリーリスト発表に合わせて明らかになっている。

 これまで、赤と黒のチェック柄のカラーリングをポルシェに施してきたパフは、オレンジと黒を基調とした9号車マクラーレン720S GT3 Evoにも、わずかにチェック柄のデザインを取り入れている。

 パフ・モータースポーツがGTDプロに、そしてインセプション・レーシングがGTDクラスに参戦することで、2024年のウェザーテック・チャンピオンシップのグリッドには、2台のマクラーレン720S GT3 Evoが並ぶことになる。

パフ・モータースポーツのポルシェ911 GT3 R 2023年IMSAロングビーチ

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