【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は12月31日、新年に向けたビデオ声明を発表した。欧州連合（EU）がウクライナの加盟交渉開始を決定したことなどを挙げ「外交上の勝利が数多くあった」と1年を振り返った。
ロシアがウクライナ侵攻を開始してから2度目の越年に当たる。戦況が膠着し、欧米の支援継続に不透明感が漂う中、外交面での前進を強調した。
ゼレンスキー氏は軍や市民に謝意を述べ「独立のための闘いの新たな1年が始まる」と国民を鼓舞。無人機100万機など兵器の製造に自信を見せ「全てをふんだんに使う」と攻勢を示唆した。
