金山町のグリーンバレー神室スキー場が29日、今季の営業を始め、待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが雪の感触を楽しんだ。
初心者から上級者まで楽しめる緩急のある複数のコースがある。リフトを無料開放したこの日の積雪は20センチほどで、第2ゲレンデを除き滑走可能になった。
同スキー場は、町が財政健全化を目指す中で廃止も検討されたが、2023年9月の町議会全員協議会で、継続の方針が示された。今シーズンは町直営で年末年始や土日・祝日に限定した営業を行い、来シーズン以降は民間企業への譲渡に向けた協議を続ける。
金山スキークラブ会長の岸祐司さん(65)は「スキー場が継続し、今年も気持ちよく滑れて良かった」と話した。
営業時間は午前10時~午後6時。