日本代表チームは1月1日、国立競技場で国際親善試合「TOYO TYRE CUP」のタイ戦に臨んだ。
この試合はNHK総合で地上波放送され、解説には元日本代表MF福西崇史、元日本女子代表FWの川澄奈穂美、日本女子代表の宮澤ひなた、そしてピッチ解説として槙野智章が出演していた。
51分に田中碧のゴールで先制した後、解説陣はその動きについて以下のように話していた。
槙野「堂安とかがボールを持ってくれるから、田中碧が前に出てこられるんですよ」
福西「攻撃の所で、堂安、中村、伊東純也に加えて田中碧とね。ずっと一緒にやっているわけですから、タイミングというのはわかりやすい状況。
宮沢さんが先程おっしゃった通り、リズムが上がって前の選手がうまく動けるようになった。田中選手のゴールもそうでしたけど、後ろの選手が出ていけるタイミングが取りやすくなった。
田中碧はゲームを作るという点では苦手なところがありますけど、前に出られるということが堂安らが生きてくる。そうでないと自分も生きない」
槙野「右サイドの毎熊や伊東純也のクロスに対して、反対のサイドの中村敬斗も入ってくることができている。
前半は奥抜がそこまで入れなかった。逆サイドの選手がボックスに入ってくるというのは大きいですよね」
なお、試合はそのあと中村敬斗のシュートとオウンゴールで追加点が決まり、3-0のスコアとなっている。