大切なのは「水」と「食料」トイレや衛生用品も…家庭での大地震への備え 何が必要?どのくらい必要?

1月1日午後4時過ぎ、石川県で最大震度7を観測する地震がありました。いつ来るか分からない地震災害。家庭では、どのような備蓄が必要なのでしょうか。

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南海トラフ巨大地震に備えて、様々な防災情報を紹介する「静岡県地震防災センター」には、具体的な備えが展示されています。

【水の備え】
家庭での備えで一番大切なのが、“水”です。目安は1人1日3リットルを1週間分。合わせて21リットルの用意が必要です。

【食料の備蓄】
乾パンといった非常食だけでなく、インスタントラーメンや菓子類など、普段食べ慣れているものを切らさずストックしておくと、避難生活でのストレスを軽減できます。普段から少しずつ食べては買い足し、備える方法を「ローリングストック」といいます。

【トイレの備え】
断水などで水洗トイレが使えなくなった時に役立つのが簡易トイレです。また、家庭用のゴミ袋に用を足すことを想定し、袋から漏れ出ることのないよう尿の凝固剤があると安心です。

【感染症対策】
マスクやアルコール消毒を多めに持っておくことやと、使い捨ての手袋も避難所生活などで役立ちます。

被災地では、色々なものが届かないことが想定されます。水や食料品は必ず備えておくことが大切です。いざという時に慌てないように、災害への備えを見直しましょう。

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