デ・ゼルビ監督は三笘薫のアジアカップ招集に驚き隠せず…「彼がプレーするのは難しいと思っていた」

アジアカップ招集となった三笘薫[写真:Getty Images]

ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督は、MF三笘薫のアジアカップ招集に驚きを感じている。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

三笘は先月21日に行われたプレミアリーグ第18節のクリスタル・パレス戦で左足首を負傷した。

その後、デ・ゼルビ監督は、「我々はカオルを約6週間失うことになる。おそらく、4、5、6週間はかかる」、「(アジアカップ出場の可能性は?)私はないと考えている」とエースの状態について説明していた。

しかし、三笘は1日に発表されたAFCアジアカップ2023に向けた日本代表のメンバーに名を連ねた。

そして、森保一監督は「大会の初戦で起用できるかどうかはまだ分かりませんが、ケガの回復は順調にきている。大会期間中の早い段階で起用ができるということ。代表のメディカルとクラブのメディカルで連絡を取ってもらって、起用できるという見通しのもと招集させていただいています」と、三笘が大会期間中に起用可能であるとの見解を示した。

2日に行われるプレミアリーグ第20節、ウェストハム戦に向けた公式会見に出席したイタリア人指揮官は、その三笘のアジアカップ招集に関して質問を受けると、「個人的には彼がアジアカップでプレーするのは難しいと思っていた」と、驚きの反応を示した。

「メディカルスタッフからミトマの負傷は復帰に4~6週間かかると言われており、驚いている。私にとって彼がアジアカップでプレーするのは難しいと思っていた」

その一方で、「私はミトマを含めプレーヤー全員のファンであり、彼らが代表チームでプレーすることができれば、とても嬉しく、とても誇りに思う」と、日本代表招集に疑問を抱きながらも教え子の代表での活躍を願っている。

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