古賀茂明氏、震度7記録した石川・志賀町の原発に直接電話 地震発生直後の行動に「邪魔するな!」など批判殺到

元経産官僚の古賀茂明氏が1日、自身のXで、同日午後4時10分ごろに発生したマグニチュード7・6の能登半島地震で震度7を記録した石川県志賀町にある志賀原子力発電所に直接電話し、安否確認をしたことを明かした。

古賀氏は地震発生から約1時間40分後、まだ余震が続いている午後5時56分にXを更新。「志賀原発に電話で聞いてみた 近隣住民は逃げなくて大丈夫か?『それは大丈夫だ』 安全は確認できたか?『今一つ一つ確認中』 いつになったらハッキリわかるのか?『明確には言えない。とにかく人手が足りない』」と投稿した。

その上で「2分弱で冷静かつ丁寧な対応。こういうことをマスコミはちゃんと伝えて欲しい」と呼びかけた。この投稿には多くのコメントが寄せられているが、そのほとんどが「こういう不用な電話が現場の作業の邪魔になるのが分からんの?」「緊急時に邪魔するな!」「人手が足りないと言っているのに部外者が何してるんですか」といった批判コメントだった。

古賀氏はその約1時間後に「皆さんと共に、被害が少しでも小さくなるようにお祈りしたいと思います 現場で必死に頑張っている消防、警察、役場の職員、医療・介護などに従事する人々、…全ての関係者にエールを 頑張って!」と投稿。これにも「これ以上、現場とかに電話したりして、迷惑かけないで下さいね」などといった批判が寄せられた。

(よろず~ニュース編集部)

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