大竹しのぶ、北海道での公開収録で感謝!「私、そんなに面白いこと言ってないのに…」

NHK総合で1月12日、19日に放送される「どうみん手作りクイズ179Q」(12日午後7:30、19日午後8:00。北海道ローカル)の公開収録が、2023年12月10日に北海道・札幌のNHK札幌放送局で行われた。収録に登場したMCの加藤浩次、ゲストの大竹しのぶタカアンドトシJuice=Juice工藤由愛が、番組への手応えなどを明かした。

「どうみん手作りクイズ179Q」は、道内179市町村の道民と作る北海道密着バラエティー。今回の収録は、12日放送の第7回と、19日放送の第8回。第7回は加藤、タカトシ、大竹が解答者に。松前、和寒、音更、せたな、斜里、月形の住民から出題されるクイズに挑戦する。

大竹が驚いた松前に伝わる正月の定番料理・クジラ汁の秘密や、月形在住のプロ書道家とタカトシが書の作品を見分けるクイズで盛り上がるほか、塩狩駅の鉄道グッズにまつわる取り組み、全国区の人気を誇る音更在住の“ある農家”が紹介される一幕も。

第8回の解答者は、加藤、タカトシ、工藤の4人。芦別、鷹栖、森、上川、新篠津、新得の住民らの手作りクイズに挑む。市民ボランティアが尽力し、常盤貴子が主演した芦別の映画にまつわる感動エピソードや、新篠津の新たな観光スポットを村の漫才コンビが紹介するクイズも飛び出す。さらに、鷹栖の「ユニークなチラシで人気のなかった◯◯が大にぎわい?」、森の「町に80年続くド派手!デコ自転車が登場」、上川の「老舗・精肉加工店を若夫婦が承継?仰天エピソード」などのラインアップも。

クイズ進行を担当するのは、VTuberの北空すずら(声・五十嵐裕美)で、解答者とのユーモラスな掛け合いを繰り広げる。また、北海道出身の加藤とタカトシが地元愛を懸けたローカルクイズ対決に加え、大竹と工藤のリモート&対面での道民との交流も見どころだ。

番組収録後、クジラ汁の味を問われた大竹は「すごくおいしかったです。コクがあって、今まで食べたことがない味でした」と笑顔を見せ、「同じ北海道にお住まいでも、クジラ汁を食べたことがないという方もいて、北海道の広さを実感しました。美しい地名も多く、北海道をもう少し知らなくてはいけないなとあらためて思いましたし、どの町にも行ってみたくなりました」と続けた。

また、北海道での公開収録について、「私の一言一言にうなずいてくださったり、皆さん優しいですよね。私、そんなに面白いこと言ってないのに…(一同爆笑)。笑ってくださり、温かく受け入れてくださって、穏やかでのんびりしていて、素晴らしいなと思いました。お芝居ではなかなか来ることができないので、今度は北海道を舞台公演で回ってみたいです」と語った。

北海道観光大使を務めるタカアンドトシは、179市町村のうちいくつ訪れたかという質問に「数えていないので分かりませんが、相当行っていますよ!」「また北海道を1周回りたいですね! 何年かかるか分かりませんが…(笑)」と北海道愛を強調。一方、工藤は「北海道に住んでいたのは中学3年までなので、知らないことはまだまだたくさんあると思いますが、北海道愛は大きいです! 番組を機に、いろいろなことを学びながら全力で楽しんでいけたらと思います」と笑顔でコメントした。

加藤は、番組1回目の収録時に「手応えしかない」と口にしたことを引き合いに出されると、「今回も、めっちゃ手応えあります! 歴代の担当番組でNo.1です!」と答え、「歴代? 新記録?」(タカトシ)、「逆にうそっぽい…」(大竹)と、周囲からツッコまれる場面も。そして、「北海道に住んでいても、知らないことがいっぱいある、北海道の魅力満載の番組です。北海道の人のよさも、画面から本当に伝わってきます。どうぞ楽しくご覧ください!」とメッセージを送った。

なお、12日の番組前半(午後7:30~8:00)は「新春SP」と題した名場面スペシャルを放送。「道北・オホーツク」「道東」「道央・道南」の3エリア別に分け、森崎博之錦鯉とにかく明るい安村オズワルド乃木坂46金川紗耶らが珍回答を連発する回を届ける。

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