冨安健洋がアーセナルとの新契約に近づく…今冬レンタルの可能性もなし

冨安健洋がアーセナルと新契約締結か[写真:Getty Images]

日本代表DF冨安健洋(25)がアーセナルとの新契約締結に近づいているようだ。

今冬の移籍市場でバイエルンやセリエA強豪クラブへのレンタル移籍の可能性も取り沙汰される冨安。しかし、以前からミケル・アルテタ監督から全幅の信頼を受ける日本代表DFは、やはりクラブの将来的な構想に含まれており新契約が間近に迫っているようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、冨安とアーセナルは昇給を伴う新たな長期契約に向けて交渉が順調に進んでいるという。

加入時に結んだ契約は1年の延長オプションを含めると2026年までとなっており、この新契約は2028年までの4年契約となる模様だ。

また、ロマーノ氏は「冨安が1月にアーセナルを離れることはない。イタリアのクラブへの移籍が関連付けられているが、彼はアーセナルの計画に100%含まれている」と、移籍の可能性を否定している。

2021年夏にボローニャから加入した冨安は、在籍2年半で公式戦73試合に出場し1ゴール6アシストを記録。ヒザやふくらはぎの度重なる負傷によって稼働率に問題を抱えるが、左右のサイドバックに加え、4バックと3バックのセンターバックをハイレベルでこなすディフェンスラインのマルチロールとしての評価は高い。

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