47歳の米人気俳優、父親になる前に「最高の自分」を学べた 「時間」持てたことを感謝

米俳優エイドリアン・グレニアー(47)は、父親になる前に「最高の自分」になることを学ぶ必要があったことを明かした。妻ジョーダン・ロームメルとの間に生後6カ月の息子セイコーちゃんをもうけたエイドリアンは、まず自分が何者であるかを知る時間が必要だったため、人生の後年に父親になったことに感謝しているそうだ。

父親としての心構えについて、エイドリアンはUsウィークリー誌に語った。「一番最悪なのは、子供が産まれてから、良い父親、養育者、保護者になるにはどうしたらいいかを考え始めること」「僕は息子を授かったとき、模範となるような生き方ができるように、最高の自分になることを学ぶ時間があったんだ」「考えすぎる必要はなかったよ」

息子のそばに「できるだけ長く」いたいと願っているというエイドリアンは、これまでの子育ての経験で最も謙虚に思える瞬間を尋ねられ、回答した。「自分がどれだけ当たり前のことだと思っていたかに気づいたよ。もっと時間があったら良かったのにと思う」「まだ始まったばかりだけど、『ああ、このまま終わってほしくない』って思うんだ。できるだけ長くここにいたいよ」

また、小さな息子に新しいことを教えるのが大好きだというエイドリアンはこう続けている。「(セイコーが)何に夢中で、何が好きなのかを知るのが好き」「彼は音楽が大好きなんだ。あらゆる瞬間が学習の機会だ。子供は本当に僕らをシンプルで基本的なことへ連れ戻してくれる」「彼は今物を投げ始めるようになってきたから、きっともうすぐ一緒にキャッチボールも出来るようになるよ」

テキサスの牧草地に住み、小さな息子と一緒に大自然を探検するのが大好きだというエイドリアンは、「機嫌が悪い時は外へ連れ出す。そして、カエルやセミの鳴き声が彼をすぐに寝かしつけてくれるんだ」と続けていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社