シドニー円、140円後半　年初取引、急変動見られず

　【シドニー共同】年明け2日のシドニー外国為替市場の円相場は午前9時15分（日本時間同7時15分）現在で1ドル＝140円82～92銭を付けた。連休前の昨年12月29日のニューヨーク市場では1ドル＝141円近辺で取引されており、能登半島地震による急変動は見られなかった。

　2日のシドニー市場の午前9時15分現在でユーロは1ユーロ＝1.1040～50ドル、155円67～77銭を付けた。

　市場関係者は「今のところ地震は（為替取引には）材料視されていない。取引参加者は様子見の姿勢だ」と話した。