「早くから並んだかいがあった」 デパートリウボウで初商い 開店前に900人行列 福袋やミカン詰め放題も

初売りで福袋を手に取る買い物客=2日午前、那覇市久茂地・デパートリウボウ(名護大輝撮影)

 那覇市久茂地のデパートリウボウで2日、初商いが始まった。午前9時の開店と同時に大勢の客が押し寄せ、福袋や福引きで豪華商品を当てるなど新年の買い物を楽しんだ。

 午前4時から行列の先頭に並んだ那覇市の会社員、新城樹郎さん(26)は家電福引で1等の人気メーカー「ダイソン」の掃除機を当てた。「早くから並んだかいがあった。これで今年1年、身の周りをきれいにしたい」と話した。

 6階催事場では静岡産温州ミカンの詰め放題があり、宜野湾市の原田直子さん(54)は3.3キロ分のミカンを袋いっぱいに詰め込んだ。「初商いの雰囲気が楽しくて毎年来ている。詰め放題はいいですね」と声を弾ませた。

 リウボウインダストリーによると、開店前の早朝から約900人が行列をつくって開店を待った。営業推進部広報の仲宗根由美子さんは「昨年より活気づいている。今年もわくわくする企画をみなさんに届けたい」と話した。

大勢の客でにぎわう温州みかんの詰め放題売り場=2日午前、デパートリウボウ6階催事場

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