福袋求め買い物客にぎわう 東武宇都宮百貨店で「初売り」

福袋を品定めする買い物客たち

 【宇都宮】東武宇都宮百貨店宇都宮本店は2日、恒例の「初売り」で新年の営業を開始した。人気ブランドの福袋を求め、多くの買い物客が訪れた。

 福袋は、菓子や宝石類など1千~100万円の計約9千個を用意した。担当者は「SDGs(持続可能な開発目標)の観点から、できるだけ余りが出ないよう例年より数を減らした」と説明する。

 3カ所の出入り口には、午前9時半の開店前から計約1200人が列を作った。生活用品の売り場では、タオルセットやキッチン用品を品定めする買い物客でにぎわった。約10万円の人気ブランドの寝具入り福袋は、開店間もなく完売したという。

 食品や衣類の福袋を購入した栃木市、磯野悦子(いそのえつこ)さん(62)は「毎年楽しみにしている。お買い得感があってうれしい」と笑顔で話していた。

福袋を品定めする買い物客たち

© 株式会社下野新聞社