お年玉で避けるべき6つのマナー違反!お札の正しい扱い方も解説

新年のお楽しみである、お年玉

お年玉は、子どもにとって新年を迎えてすぐに来る楽しみなイベントのひとつです。楽しみなイベントだからこそ、正しい方法でお年玉を渡してあげなければ、新年早々その場が大荒れになってしまうかも!

お年玉におけるNGマナーと、基本的なマナーをまとめました。

お年玉における「NGマナー」6選!

お年玉のNGマナーは、以下のものが挙げられます。

1.袋に入れず、現金をそのまま手渡す

どんな場面であっても、誰かにお金を渡すときは専用の袋を使うべきです。それが子どもに渡すお年玉であっても、例外ではありません。

2.使い古しのお金を選ぶ

お年玉は、絶対に新札を選ばなければならないというわけではありません。しかし、端々に亀裂が入っていたり、深いしわが入っているお札はお年玉には不向き。新年を新たな気持ちで迎えるためにも、できるだけきれいなお札をポチ袋に入れましょう。

3.お札の向きがバラバラ

お札の向きが上下バラバラだったり、表裏の統一ができていないとなると、子どもでもどこか違和感の持ちやすいものです。自分はこだわらないからといって、それを相手にも押し付けてしまうのはマナー違反!

4.同じ年齢の子に対して、バラバラの金額を渡す

年齢が異なる子ども同士であっても、お年玉の額にはうるさいものです。同じ年齢の子どもに渡すお年玉の額は、基本的に同額にすべき!自分のえこひいきで、気に入っている子だけ多めにお金を入れてしまうのはNGです。

5.目上の人の子どもにお年玉を渡す

お年玉は、目上の人が目下の人にあげるものなので、目上の人の子どもには渡すべきではありません。とはいっても、お年玉は子どもにとって楽しみなものです。

そういった場合は、袋に「お年賀」と記載して、現金ではなく図書カードや商品券などを入れて渡すのがおすすめです。

6.忌み数の金額をポチ袋に入れる

日本では、忌み数があるので、その点にも注意しましょう。

  • 4…死を連想
  • 9…苦しみを連想

4000円や9000円は、ちょっとした不注意で入れる可能性があるので要注意!

正しいお札の折り方や書き方!基本的なマナーとは

お年玉を渡すとき、相手は子どもであってもマナーを守るのが大人です。お年玉を渡すときに守るべきマナーは、以下の通りです。

  • お札の肖像画が見えるように置き、左側を折り込み、次に右側を折り込んで三つ折りにする
  • 右側が上になった状態で、天地がひっくり返っていない状態で袋の表側に収納する
  • 硬貨の場合は、数字が書いていない方を袋の表側にして収納する
  • ポチ袋の表、左上に送る相手の名前を書く…デザインの状態によっては、右側でも可能
  • ポチ袋の裏、左下に自分の名前を書く

子どもだからといってマナーを守らずお年玉を手渡していると、周囲の大人から冷たい視線を向けられてしまうかもしれません。そうならないためにも、基本的なマナーは身に着けておきましょう。

まとめ

お年玉を渡すときは、マナーを守って渡してあげましょう。お札の折り方や硬貨の入れ方などを守り、新年を新たな気持ちで迎えられるよう配慮してくださいね。

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