ブローダーセン、グレイソン加入 ファジ発表、ともに完全移籍

スベンド・ブローダーセン

 J2ファジアーノ岡山は1、2日、昨年までJ1の横浜FCに所属した東京五輪ドイツ代表GKスベンド・ブローダーセン(26)、韓国2部リーグ・慶南のブラジル出身FWグレイソン(27)をともに完全移籍で獲得したと発表した。

 188センチ、89キロのブローダーセンは抜群のシュートストップと浮き球への安定した対応が持ち味。各年代のドイツ代表に名を連ね、東京五輪が開催された2021年はU―24代表に選ばれた。五輪後の21年夏にJ1横浜FCに移籍し定位置をつかみ、J2で戦った22年はJ1復帰の原動力となった。

 クラブを通じ「ファジアーノのような野心的なクラブでの新たな挑戦をとても楽しみにしています。全員の力でJ1昇格しましょう」とコメントした。

 グレイソンは186センチ、87キロのセンターフォワード。母国やスペインなどでプレーし、23年は韓国2部で34試合に出場して13得点した。クラブは「枠内シュート率が高く、周囲と連係しながらゴールに迫ることができる」と評価している。

 グレイソンは「たゆまぬ努力と献身性、勝ちたいと思う強い意識、多くのゴールを挙げることを約束します」との談話を出した。

グレイソン

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