漫画家・永井豪氏側が能登半島地震受け説明、石川県輪島市の朝市通りに記念館 

「デビルマン」「マジンガーZ」など多くの人気作で知られる漫画家・永井豪氏の作品世界が投影された施設、「永井豪記念館」に関して、同氏が所属するダイナミックプロが公式X(旧ツイッター)で文書をアップした。同施設は1日午後に発生した能登半島地震で、多くの被害が出た石川県輪島市内、大規模な火災が報じられている河井町朝市通りに建設されていた。

文書では「昨日の災害で被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。石川県輪島市にあります輪島市立永井豪記念館および永井豪へのご心配の声をいただいております」と切り出し、「弊社としましては、輪島市の状況を鑑み、現地のみなさまの安全と対策が最優先と考えまして、こちらから輪島市への現況確認などの積極的な連絡は控えております。また時期がきまして状況などわかりましたらみなさまにお知らせいたしますので、ご理解いただき、静かにお待ちいただけますと幸いです」とした。

輪島市出身の永井氏の状況に関しては「永井豪は東京におりまして、報道などで触れる、輪島をはじめとする被災地の状況に心を痛め、深く案じております」と記した。追加取材等には応じられない旨などを伝えた。

同舘ではパネル、これまでの業績などが展示され、原画展なども実施されてきた。

(よろず~ニュース編集部)

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