コヴェントリー坂元達裕が新年初戦で2ゴール!直近5試合5G1Aで指揮官も絶賛「我々はこれを待っていたんだよ!」

坂元達裕(右)を称えるコヴェントリーFCマーク・ロビンズ監督(左)[写真:Getty Images]

コヴェントリーFCのMF坂元達裕がチームに新年最初の勝利をもたらした。指揮官も27歳のアタッカーに賛辞を贈っている。
【動画】坂元達裕がこぼれ球に反応し、左足で抑えの効いた見事なフィニッシュ

コヴェントリーは1日、EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)第26節でミドルズブラと対戦。坂元はリバーサイド・スタジアムでのアウェイゲームに先発フル出場し、2ゴールをマークした。

31分に先制点を許したコヴェントリーだが、その4分後に坂元が左足で魅せる。

左CK時にボックス手前で待ち構えていたレフティーは、相手のクリアボールにいち早く反応。ボックス内へ走り込み、抑えの効いた一撃を右隅へ突き刺した。

追い付いたコヴェントリーは、折り返しての58分にハジ・ライトのゴールで逆転に成功。さらに迎えた69分には、オーバーラップをかけたジェイク・ビドウェルのクロスをファーの坂元が頭で押し込んだ。

坂元はその後もポスト直撃のフィニッシュを放つなど、ハットトリックの可能性も感じさせた。試合後、マーク・ロビンズ監督は日本人アタッカーを絶賛。技術のみならず、自信を付けたきたことが本人にとってもチームにとっても大きな意味を持つと語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「彼は今、本当に調子が良くて、自信も付けてきている。我々はこれを待っていたんだよ!元々能力はあるし、今では自信と信念も持ち合わせている」

「我々にとっても、彼にとっても本当に良いことだ。彼は創造性もあり、技術的にも優れている。これまでの試合を勝ち抜いたことは彼の功績だ」

加入後初ゴールは第17節まで待ったが、坂元は直近5試合で5得点1アシストと絶好調。覚醒の予感を漂わせている。

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