台湾与党、議会選で苦戦 過半数割れも、13日投開票

2日、台湾北部・新北市で立法委員選の候補者らに旗を振る支持者(中央通信社=共同)

 【台北共同】13日に台湾総統選と同時に投開票が実施される立法委員(国会議員)選(議席数113)が2日告示された。与党、民主進歩党(民進党)は総統選で頼清徳副総統が優位な一方、立法委員選では苦戦しており単独過半数を維持できないとの見方が強まる。仮に頼氏が当選しても立法院(国会)で民進党が過半数割れすれば、政権運営が不安定になる可能性がある。

 民進党は立法院で現有62議席。最大野党、国民党の37議席、台湾民衆党の5議席を上回り、単独で過半数を占める。

 2日付の台湾紙、聯合報が発表した世論調査によると、総統選では頼氏の支持率が32%で国民党の侯友宜・新北市長(27%)。

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