富山出身・顔面ニキが能登半島地震被災地入りしたインフルエンサー、配信者に警告「迷惑です」「正直邪魔」

総合格闘技イベントBreaking Down(ブレイキングダウン)で注目を集め、顔面にタトゥーを彫る富山市出身の顔面ニキ(28)が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。能登半島地震の発生を受け「現地に行って、水などを配りに行ってるインフルエンサーや某配信者が居ますが、やめてください。迷惑です」と訴えた。

顔面ニキは「気持ちは嬉しいです。ですが同じ富山県出身の僕からすると、普段全くボランティアなどをしない方々が見ず知らずの人がこういう時だけ北陸地方を訪れて、正直邪魔です」とつづった。

「皆さんが思っているほど富山県、石川県は大きくないし、寮、宿泊先は少ないです。車の交通規制ももちろん厳しくなっている」とした顔面ニキは「そんな中来られても現地の方が泊まる場所が無くなったり、スペースを取るだけの邪魔になります。富山、石川県民の方の気持ちを考えてください」と主張した。

顔面ニキは「水などを寄付してくださるのはありがたいですが、それをするなら、Yahooに募金ページがあるので、そこにお金を募金してください」と提案。「現地には、ボランティア団体の方や市の方が居られると思うので、僕らみたいな素人が現地に行っても迷惑だし、する事は何一つありません。絶対に行かないでください」と念を押した。

顔面ニキは2023年10月、必要のないタトゥーは消していくとして2度目のタトゥー除去手術を受けたことを報告。除去手術ですっかり薄くなった左まゆ上の「三崎優太」、唇下の「GINTA」、左ほおの「Ban 仲村」のタトゥーの画像を載せていた。

(よろず~ニュース・杉田 康人)

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