年末の過密日程の中、ここ5試合で1勝1分け3敗と一気に結果を残せなくなってしまったアーセナル。低調なパフォーマンスも気になるところだが、負傷者の多さも気がかりだ。
12月31日に行われたフルアムとの試合でも敗れたアーセナル。この試合を前に、ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが負傷。ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルが先発出場していた。
しかし、キヴィオルのプレーは迷いがみられ、プレーが停滞する要因の1つに。見かねたミケル・アルテタ監督は、負傷離脱していた日本代表DF冨安健洋を後半頭から投入して改善を図っていった。
左サイドバックは、今夏獲得したオランダ代表DFユリエン・ティンバーが開幕戦で今季絶望の重傷。ジンチェンコも離脱となり、冨安はケガからなんとか復帰したものの、アジアカップに臨む日本代表に招集されチームを離れることとなる。キヴィオルのパフォーマンスを考えると非常に厳しいものがあり、他に選手がいないという事態に陥っている。
そんな中、イギリス『エクスプレス』はアルテタ監督のプランの1つを紹介。それはレアル・ソシエダにレンタル移籍中のスコットランド代表DFキーラン・ティアニーを呼び戻すというものだ。
今季は出番の少なさを理由にラ・リーガに挑戦することを決断。ハムストリングの負傷がありながらも、ここまでラ・リーガで8試合、チャンピオンズリーグ(CL)で2試合に出場している。
アルテタ監督はプレーのクオリティは評価しており、今の状況であれば確実に出番は得られる状況。ジンチェンコはふくらはぎの問題とのことだが、長期離脱の可能性もあり、そうなればアーセナルの左SBで1番手に躍り出る可能性も十分にあるが、どうなるだろうか。