【能登半島地震】水不足、透析影響か 金沢医科大氷見市民病院

  ●能登半島地震

 氷見市の金沢医科大氷見市民病院では、断水の影響で4日以降の人工透析に使う水のめどがつかない状況となった。病院側は早期の確保を目指し、対応を急いでいる。

 透析が必要な患者は通院と入院合わせて約40人。現在は貯水を切り崩して使う状況で、断水が続けば医療器具の滅菌、約150人いる入院患者の食事にも支障が出かねないという。

  ●非常食に切り替え 高岡ふしき病院

 断水が続く高岡市伏木地区の高岡ふしき病院では、入院患者約60人の食事について、水を使わずに調理できる非常食に切り替えた。

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