エアバス、「当局の調査に技術支援を提供」 JAL機火災事故で

エアバスは、日本航空(JAL)516便(エアバスA350-900型機、機体記号:JA13XJ)と海上保安庁機が2日午後5時47分ごろ、羽田空港で衝突したとみられる事故で声明を発表した。

JALによると、乗員12名と乗客367名(幼児8名含む)の379名全員が機体から脱出した。衝突した海上保安庁機に搭乗していた6名のうち、5名の死亡が確認された。

JAL機は、2021年11月10日に引き渡された機体(製造番号:MSN538)だった。エアバスでは、「国際民間航空機関(ICAO)の附属書13の勧告に基づき、フランスの航空事故調査局(BEA)および日本の運輸安全委員会(JTSB)の調査に技術支援を提供する。このため、エアバスは現在、当局を支援する専門家チームを派遣しています」としており、「今回の事故により被害を受けられたご家族、ご友人、愛する方々に心よりお見舞い申し上げます」とコメントした。

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