若者が地域の将来を考える「私たちが守山の未来をつくる中高生サミット」がこのほど、滋賀県守山市役所で開かれた。中学生と高校生が市議らを前に、市の課題や解決策などについて発表し、意見交換した。
市制施行50周年記念行事の一環として2年前に始まり、毎年開催している。市内在住・在学の生徒17人が6月から四つのテーマで住民への取材やアンケートなどを行い、市の課題や現状を把握。サミットで将来像や振興策を考え提案した。
中高生たちは、市民に地域の魅力を知ってもらうため、市内全体で年間を通じたスタンプラリーの開催や、食で地域を元気にしたいと地元の特産品を使った栄養バランスの良いランチボックスの販売など提言した。
市議からは「みなさんの視点で情報を発信したら良くなると思う」「いい案なので、もう一歩先に進めてほしい」とコメントしていた。