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長崎県佐世保市世知原町の「二十歳を祝う会」が2日、世知原地区コミュニティセンター講堂であり、住民らが同町出身の30人の新たな門出を祝った。
北松世知原町が2005年に佐世保市と合併し、同町の成人式はなくなったが、14年から地区の行事として開催。世知原地区自治協議会(毛利卓会長)の主催で、実行委員会を組織して実施した。
毛利会長は「石川県の地震やウクライナの問題などがある。人に対していたわりの心を持って、大空に旅立ってほしい」とあいさつ。宮島大典市長が「世知原、佐世保、日本を担う原動力として未来を切り開いてほしい」と祝辞を述べた。
一人一人が抱負や近況などを発表。出席者を代表して村田孝矢さん(19)が「一日一日を強く生き、誰からも信頼される大人になる」と決意を語った。