「ソシエダが給料を…」久保建英がシーズン中のアジアカップ開催を残念がるも「誇りに思う」、ソシエダは「僕がいなくても大丈夫でしょう」

アジアカップ参加のためソシエダを離れる久保建英[写真:Getty Images]

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がアジアカップ出場について言及した。スペイン『ElDesmarque』が伝えた。

2日、ラ・リーガ第19節でソシエダはホームにアラベスを迎えた。

久保はこの試合も先発出場。ポスト直撃のシュートを放つなど惜しいシーンも見せた中、94分に交代。その直後、マルティン・スビメンディが起死回生の同点ゴールを奪い1-1のドローに終わった。

試合後、『DAZN』のインタビューに応じた久保は、自身が招集されたアジアカップについて言及。チームを離れることを残念がりながらも、誇りだと語った。

「レアル・ソシエダは僕に給料を払ってくれているから、アジアカップがラ・リーガの期間中に開催されるのは残念です」

「でもこういう大会には義務がある。母国を代表するということは、とても素晴らしいことです」

今シーズンは昨シーズン以上にチームの中心となっている久保。ソシエダとしても久保がいなくなることは大きな痛手となり、リーグ戦で5試合、コパ・デル・レイで勝ち上がれば2試合、そして決勝まで日本が行くとチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16も欠場となる。

ただ、久保はチームを信頼。選手たちには発破をかけるとした。

「このチームには僕の代わりになれる選手が何人かいるし、オヤルサバルがいなかった時のようにシステムが変更される可能性もあると思います」

「[4-3-3]でプレーするのか、[4-4-2]でプレーするのかは分かりません。でも、それは問題ではないですし、彼らは僕がいなくても大丈夫でしょう」

「僕はまだ彼らに別れを告げていません。できるだけ多くのポイントを獲得するように努めるように、彼らには伝えるつもりです、そして、彼らの試合を全てチェックするつもりです」

© 株式会社シーソーゲーム