岩手県内の百貨店や商業施設は2日、初売りでにぎわった。新会社移行後初の新年を迎えた盛岡市菜園のカワトクは、開店前に2023年より200人ほど多い約500人が列を作った。新型コロナウイルス感染対策を強化した近年と異なり、気兼ねなく買い物を楽しむ姿が目立った。
カワトクは事前予約の約5500個と当日分の約700個の福袋を用意。7階では、事前予約の食品福袋の引き換えが行われた。
川徳(荒道泰之社長)は23年4月、中小企業支援の官民ファンド・ルネッサンスキャピタル(東京)が出資する新会社に移行した。同6月に第1弾リニューアルし、24年春以降に第2弾を計画。25年内の完成を目指す。