1980年公開『ヤマトよ永遠に』へのオマージュ!『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略』ティザービジュアル

「宇宙戦艦ヤマト」のリメイクシリーズ最新作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』を全七章にて制作する第一弾のサブタイトルが『第一章 黒の侵略』に、公開日が7月19日に決定した。併せて、1980年に公開された原作『ヤマトよ永遠に』のビジュアルにオマージュを捧げたティザービジュアルと、特報映像が披露された。

本作は1980年に公開された劇場映画第3作『ヤマトよ永遠に』を原作に新解釈を加えて再構成したリメイクシリーズ最新作。全七章(全26話)構成にて制作される。

時に西暦2207年。あのガミラス本星とイスカンダル星が消滅した事件から二年。突如、太陽系に謎の巨大物体“グランドリバース”が出現した。地球防衛軍の善戦虚しく、幾重もの防衛網を易々と突破した“グランドリバース”は、悠然と地球の新首都へと降下したのである。音も無く出現する降下兵の群れ。上陸する多脚戦車。瞬く間に首都は制圧されてゆく。もはや地球には抗う術はないのか。そのとき旧ヤマト艦隊クルーに極秘指令が下った。「ヤマトへ集結せよ!!」そこに聞こえてくる謎の歌声。「帰ってきた」と呟く謎の男。果たして侵略者の驚くべき正体とは!?

▼スタッフ コメント

■西﨑彰司(製作総指揮・著作総監修)
「ヤマト2199」から12年の歳月が流れました。今日迄の長い航海にお付き合いいただき、スタッフ一同心より感謝申し上げます。本作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、総監督、シリーズ構成を務める福井晴敏が5年前から構想を練ってきた物語です。奇しくも、いま地球で起きている事象――暴力がもたらす悲劇、混乱を予見していたかの様な作品となりました。ヤマトと地球の人々は、巨大な“敵”に蹂躙され翻弄されながらも、懸命に立ち向かっていきます。生きよう。生きなくてはいけない、と。私も皆さんもいろんな事情を抱えて生きています。その私たちの映し鏡、宇宙戦艦ヤマトの新たな航海を見届けてください。

■福井晴敏(総監督)
ヤマトは抵抗の物語です。一方的に境界を侵し、服従を強いる他者への抵抗。人を、社会を無惨に蝕む、理不尽な天災への抵抗。それらと向き合い、戦ううちに、いつしか自由も人間性も犠牲にし、なにを守ろうとしていたのかもわからなくなってしまう。やさしさと表裏一体の、人の愚かさに対する抵抗――。最初の船出から半世紀を経て、その抵抗の物語は、我々の明日を左右する現実になりつつあります。そんな時代に語られる、五十年目の宇宙戦艦ヤマト――スタッフ一同、魂を削って紡ぎあげています。ご期待ください。

■ヤマトナオミチ(監督)
亡き父と一緒に幼い頃に見た「永遠に」、に自分がこう言う形で携わる運命に心震えております。自分にとっても核になる作品であり心の軸にある作品です。歴代監督の名を汚さないよう精魂込めて務めさせていただきます。皆様何卒宜しくお願いします。

■宮川彬良(音楽)
『ヤマトよ永遠に』(1980年)が制作された80年代は、父・宮川泰が羽田健太郎さんと共に仕事をし始めた時期でもあります。この楽曲は羽田さんでないと弾けないだろうな…!と思うような曲も生まれてきました。今回、そのような沢山の方々の知恵や技が折り重なったモノを再現しようとしているからこそ、敢えて次の世代の人と共にもがきたいと考えるようになりました。そこで『REBEL3199』では、数年前から注目していたピアニストであり作曲家の兼松衆さんにご参加いただきました。僕の引き出しでは思いつかないような音を創造していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。オリジナル楽曲の再現性はより高く、重いところはさらに重く、シャープに仕上がっています。もはや見た目だけでなく、先達たちの精神をも再現するフェイズに突入しています。ぜひ、楽しみにして頂ければ幸いです。

『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略』
2024年7月19日(金)上映開始
原作:西﨑義展
製作総指揮・著作総監修:西﨑彰司
総監督:福井晴敏
監督:ヤマトナオミチ
シリーズ構成・脚本:福井晴敏
脚本:岡秀樹
音楽:宮川彬良 兼松衆 宮川泰
配給:松竹ODS事業室

©西﨑義展 /宇宙戦艦 ヤマト 3199製作 委員会

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