2024年用年賀状の配達出発式が1日朝、山形中央郵便局(桜庭玲子局長)で行われ、雨が降る中、新春の便りを載せたバイク約110台が一斉に市内各地に繰り出した。
出発式で、桜庭局長は「誇りと熱意を持って真心を確実に届けてほしい」とあいさつ。年男で第2集配営業部の海藤諒介さん(35)の号令に合わせ、日本郵便のキャラクター「ぽすくま」が見送る中、配達員たちはバイクにまたがり、次々と担当エリアへ向かった。
日本郵便東北支社によると、メールやSNS(交流サイト)での新年のあいさつが一般的となり、24年の元日に県内で配達される年賀状は前年比15.7%減の約677万通で、最多の同局は同15.9%減の約109万1千通。全国では同15.8%減の約7億4322万通となっている。