【ノア】1.2有明大会を解説した武尊が武藤から「プロレスラーと二刀流でいいんじゃないか」

プロレスリング・ノアは1月2日(火)、有明アリーナにて『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2024』を開催した。

『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2024』
日程:2024年1月2日(火)開始15:00 開場13:30
会場:有明アリーナ
観衆:5,135人

今大会では元プロレスラーの武藤敬司氏と共に解説席に座った格闘家の武尊が試合後のインタビューに応じた。

【武尊の話】

――今日解説をしてみて、どうだった?

武尊「久しぶりのプロレス観戦というか、生で見たんですけど、迫力を凄い感じたし。後半2試合もいろんなものを背負った同士のお互いの意地のぶつかり合いが凄い試合だったんで、見てて本当にパワーをもらいましたね」

――ご自身の試合も近いが、刺激になった?

武尊「今日は今度やる試合と同じ会場だったんで。この会場の雰囲気がどんな感じなのかというのは見れたし、プロレスの会場の熱っていうのは凄い感じるんで。今日のお客さんの熱もそうだし。もう1ヵ月切ってますけど、数日後には僕もここで同じように歓声浴びるんだろうなっていうのをイメージしながら見てましたね」

――武藤さんの隣に座ったが、試合に向けて、何か言われた?

武尊「ええと、『プロレスラーと二刀流でいいんじゃないか』みたいな(笑) メチャクチャなこと言われましたけど、まずは1月28日の試合で勝つことなんで。そこに全集中して頑張りたいなと思います」

――同じ会場でなんとなく雰囲気を知れたのはプラスになりそう?

武尊「凄い綺麗な会場だし、形も格闘技向きな会場で、凄いお客さんからの熱を感じやすい形だったんで。僕は試合中って、お客さんの熱を感じれば感じるほど、試合中のアドレナリンも出やすくなるし、いい試合できるんで。自分にピッタリな会場だなと思いました」

――来たのは初めて?

武尊「1回イベントで来たことはあるんですけど、この格闘技仕様の形を初めて見たんで、改めて見れてよかったですね」

――試合に向けて、調整はどんな感じ?

武尊「前回の6月の試合が終わって、またすぐ始めたんで、4ヶ月ぐらいですかね。アメリカ合宿も2回あって。今までで一番練習しているなって自信もあるし。本当に今回、最後になってもいいぐらいの気持ちで体を追い込んでいるんで。それが試合に出てくれるんじゃないかと思います」

――東南アジアの報道で、対戦相手のロッタン選手が怪我したんじゃないか、欠場するんじゃないかという話がある。情報が錯綜している中で、武尊選手に話は来ている?

武尊「まだ特には来てないので。僕は試合があると思ってやるしかないというか。確定情報が来てからまた考えますけど、今はそのことだけを考えてやっています」

――あまり左右されないようにという感じ?

武尊「そうですね。ここまでやってきてるんで、僕はやるつもりでいます」

――もし仮に出られなくなったとなった時に、自身がどうするかは今のところ考えてない?

武尊「そうですね。今は考えられないです」

――逆にロッタン選手じゃなくなるとなったら、試合をするしないを含めて考え直す?

武尊「それも今考えてもしょうがないなと思うんで、決まってからですけど。格闘家としてもここまでの追い込みってやったことなくて、自分の体も今回の試合で壊れてもいいぐらいの気持ちで、何ヵ月もかけて、体を作ってきてるんで。基本やらないという選択肢はないかなと思います」

――今日の大会で一番印象に残ったこと、印象に残った試合は?

武尊「メインの2人は、やっぱ僕もプロレスが大好きで、ずっと昔から見ている2人なんで。いろんな思いも見れたし。丸藤さんもずっと団体を引っ張ってきて。僕もK-1を10年ぐらいずっと引っ張ってきた時の気持ちだったり、下から追い上げが来る時の気持ちだったりを凄い感じるし。そういうのもあったりして、結構試合内容だけじゃなくて、プロレスラーとしてのストーリーみたいのを凄い見れて、いろんな意味で感情が揺さぶられるというか。面白い大会だったなと思います」

※その他の試合結果(団体HP)

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