今永昇太が最もフィットするのはRソックス 左腕セールの後釜に

日本時間1月3日、MLB公式サイトのトーマス・ハリガン記者は、FA市場に残っている11人の大物選手が最もフィットする移籍先を選ぶ特集記事を公開した。サイ・ヤング賞左腕のブレイク・スネルはエンゼルス、強打者コディ・ベリンジャーはカブス(再契約)、好投手ジョーダン・モンゴメリーはヤンキース、球界屈指の守護神ジョシュ・ヘイダーはレンジャーズ、名三塁手マット・チャップマンはジャイアンツが最もフィットする移籍先として挙げられ、今永昇太はレッドソックスが選ばれた。

ハリガン記者は、今永が最もフィットする移籍先としてレッドソックスを選んだ理由を以下のように記している。

「レッドソックスは先発投手の補強を目指してオフシーズンに突入し、関係者の話によると、ルーカス・ジオリトと2年契約で合意した。しかし、そのあとにクリス・セールをブレーブスへトレードしており、レッドソックスの先発ローテーションは2023年シーズン終了時と比較して改善されているようには見えない。モンゴメリーを獲得するのが理にかなっているが、ここ最近報じられているペイロール上の問題もあり、(大型契約が必要になるモンゴメリーよりも)今永のほうがフィットするかもしれない。今永とメジャー各球団の交渉期限は日本時間1月12日午前7時となっている」

要するに、ブレーブスへ放出した左腕セールの後釜として、同じ左腕の今永を獲得すべきということだ。レッドソックスはジオリト、ブライアン・ベヨ、ニック・ピベッタ、カッター・クロフォード、タナー・ハウク、ギャレット・ウィットロックと先発の頭数自体は揃っているものの、ローテ入りが当確と言えるのはジオリトとベヨの2人だけ。セールを放出したことで先発左腕が不在となっており、今永はチーム状況にフィットする存在と言える。

このほか、J・D・マルティネスはダイヤモンドバックス、リース・ホスキンスはナショナルズ、ホルヘ・ソレアはブルージェイズ、マーカス・ストローマンはオリオールズ、テオスカー・ヘルナンデスはメッツが最もフィットする移籍先として挙げられている。

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