迫る72時間、安否確認続く 能登半島地震、死者70人超える

石川県能登地方を震源とし同県志賀町で震度7を観測した能登半島地震は3日、県などの集計により死者が70人を超えた。生存率が大幅に下がるとされる発生72時間が4日午後に迫り、厳しい寒さや断続的な地震の中で各自治体が住民の安否確認を進めた。3日も震度5強を観測するなど、揺れが続いた。地震での建物倒壊などによる直接死は既に2016年の熊本地震を超え、阪神大震災以降3番目に多い。

© 一般社団法人共同通信社