【第100回箱根駅伝・往路】青学大が7度目V 神奈川勢の明大は9区鈴木が力走 東海大シード権逃す

総合優勝を決めた青山学院大・宇田川=東京・大手町(花輪 久写す)

 第100回東京箱根間往復大学駅伝最終日は3日、神奈川県箱根町から東京・大手町までの復路5区間、109.6キロに関東の23校が参加して行われ、青学大が10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶり7度目の総合優勝を果たした。

 史上初となる2季連続の大学駅伝3冠を狙った駒大は2位に終わり、城西大が過去最高の3位に入った。

 往路首位の青学大は8区の塩出翔太と9区の倉本玄太が区間賞を獲得するなど、終始流れに乗って逃げ切り、復路も5時間23分12秒で2年ぶり8度目の制覇。2位の駒大には総合で6分35秒の大差をつけた。東洋大が4位で、国学院大が5位。6位以下は法大、早大、創価大、帝京大と続き、10位の大東大までが来年のシード権を獲得した。前回2位の中大は13位だった。

 県勢チームは、東海大が11位と3年ぶりのシード権に届かなかった。日体大は16位、往路22位の神奈川大は21位に終わった。

 県勢選手も活躍し、明大の9区鈴木祐太(3年)は区間8位の力走。東海大の10区ロホマン・シュモン(2年)は区間20位だった。

 最優秀選手には、5区で自身の区間記録を塗り替えた城西大の山本唯翔が選ばれた。

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