[能登半島地震関連]新潟市が被害状況をまとめる、建物の一部損壊は111棟 全壊2棟、半壊は9棟(1月3日時点)

新潟市役所

 新潟市災害対策本部は1月3日、能登半島地震による市内の被害状況を発表した。3日現在で、人的被害は8人が軽傷、あるいは軽症。建物被害(非住宅を含む)は全壊2棟、半壊9棟、一部損壊111棟が判明した。西区では44カ所で液状化が確認されている。余震や雨で土砂災害が発生する恐れがあることから、西区大野の一部など約20世帯に避難指示を出した。

* [特集[能登半島地震]写真で伝える・能登地方など各地の被害状況](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/337957)

 公的支援を受ける際などに必要な罹災(りさい)証明書の発行をオンラインなどで受け付けており、申請は300件を超えた。市は、家屋の被害状況を確認する現地調査を1月6日に始めたい考え。

 中原八一市長は3日、被害の大きかった西区役所周辺を視察。避難所も訪れ「国や県と連携し、どのような支援が必要か精査する。住む場所を失った方もいるので、できるだけの支援をしたい」と語った。

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