明治安田生命保険が営業職員の業務に生成人工知能（AI）を導入することが3日、分かった。顧客情報のデータベースを刷新し、契約状況だけでなく健康診断データや歩数、睡眠データといったヘルスケア関連情報、趣味や職業など幅広い情報を集約。2025年度までに生成AIがデータベースを基に、顧客ごとに最適な保険商品の提案内容を職員に示す。
永島英器社長が共同通信のインタビューで明らかにした。「営業職員の経験やノウハウが共有されていない部分があり、効率的に働ける職場になる」と語った。24年10月からデータベースの刷新とともに、営業向けアプリを導入。25年度中に生成AIによる提案機能を追加予定。
