羽田空港 航空機衝突事故 運輸安全委 海保機のフライトレコーダー回収

羽田空港で1月2日、日本航空と海上保安庁の航空機が衝突して炎上した事故で、運輸安全委員会は海上保安庁の航空機からフライトレコーダーとボイスレコーダーを回収したと明らかにしました。

記者:「今、羽田空港に来ています。炎上した後に黒く変色した飛行機の残骸が見えます。また、近くで警視庁の捜査員による滑走路の現場検証も行われています」

1月2日に発生した羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が滑走路上で衝突し、5人が死亡するなどした事故で、運輸安全委員会の調査官は、海上保安庁の航空機のフライトレコーダーとボイスレコーダーを回収したと明らかにしました。日航機については捜索中としています。

また警視庁も3日、業務上過失致死傷の疑いで、現場となったC滑走路を検証しました。今後、関係者への事情聴取を行うなど、捜査を本格化させます。

今回の事故を受け、国内線は羽田空港を発着する便を中心に、合わせて100便以上が欠航しました。

記者:「羽田空港の全日本空輸の窓口に来ています。多くの便が欠航し、約500人が振替などの手続きで並んでいて、長い行列ができています」

Uターンラッシュのピークと重なり、多くの利用客が疲れた表情を浮かべていました。

九州に向かう人:「きょうまで戻れれば、また明日から仕事行けるんですけど、これがまた延期しちゃうと仕事に行けなくなっちゃうから、そこは影響が出ちゃうかなって感じです」
徳島に向かう人:「(Q:何分くらい並んでますか?)もう2時間近く(並んでます)。仕事は明日からなので、ちょっと疲れている」

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