イランの爆発、死者95人に 大統領「テロ」と非難

3日、イラン南東部ケルマンで爆発が起きた後の様子(ゲッティ=共同)

 【テヘラン共同】イラン政府は3日、南東部ケルマンで同日起きた爆発の死者は95人だと発表した。一時、死者数は103人としていたが、修正した。国営メディアが伝えた。ライシ大統領は「テロによる犯罪行為」と非難する声明を発表した。

 犯行声明は出されていない。在イラン日本大使館によると、邦人の被害は確認されていない。

 最高指導者ハメネイ師も声明で「イランの邪悪な敵が新たな大惨事を引き起こした」とし、厳しい対応を取ると警告した。

 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は3日の記者会見で、爆発にイランと敵対するイスラエルが関与したとの「兆候はない」と語った。

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