3月末迄のJAL便変更、払戻 手数料なしに

 石川県能登半島地震被災地へ救援物資輸送のため羽田空港で離陸を控えた海上保安庁の航空機「JA722A」と札幌・新千歳空港から羽田空港に入ってきた日本航空旅客機「JAL516便」が2日午後5時47分ころ、C滑走路上で衝突。

 この事故で海上保安庁の飛行機に搭乗していた5人が亡くなり、機長が重症。日本航空機の乗客乗員379人のうち10数人が負傷したものの全員、機内を離れ無事だった。国交省運輸安全委員会が事故原因を調べる。

 日本航空は「お亡くなりになられた海上保安庁の関係者の方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と5人の死を悼み、冥福を祈るとともに「当社便にご搭乗されていたお客さまやご家族の皆さま、関係の皆さまには大変なご心配、ご迷惑をおかけしていますことを深くおわび申し上げます」と陳謝。そのうえで「当社は国土交通省運輸安全委員会の事故調査に全面的に協力してまいります」と発表した。

 また今回の事故を受けて日本航空は3月31日までのJAL便の変更、払い戻しを手数料なしで実施するとし、今月31日まで受け付ける対応をとった。(編集担当:森高龍二)

日本航空は3月31日までのJAL便の変更、払い戻しを手数料なしで実施するとし、今月31日まで受け付ける対応をとった

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