もらった年賀状って捨てづらい…… 年賀状をうまく整理するコツとは?

毎年新年の挨拶で送られてくる年賀状。

特に、年賀状をもらう枚数が多い人の中には、どう整理すれば良いか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

ハガキサイズといえども枚数が多いとかさばってしまうため、上手に整理して保管しておきたいですよね。

また、何年前のものまで保管しておけば良いのかも迷うところ。

そこで、捨てづらい年賀状整理のポイントやアイディアをご紹介します。

これまで送られてきた年賀状など、きちんと整理できていないという人はぜひ参考にしてくださいね。

年賀状を整理するタイミングって?

整理のタイミングとしては、1月中旬以降がおすすめ。

なぜなら、年賀状の楽しみのひとつであるお年玉抽選くじが毎年1月中旬ごろに行われるためです。

最近では、現金がもらえるなど景品が豪華になっているので、抽選結果を確認してから整理を始めましょう。

参考:フタバコ

年賀状はいつの分までとっておけばいいの?

もらった年賀状がなかなか捨てられず、収納スペースの一部を占めてはいませんか?

年賀状を上手に保管するには、処分と仕分けが重要なポイントです。

4年以上前の年賀状は処分する

過去何年分もの年賀状をとってある人は、目安として4年以上前の年賀状を処分しましょう。

残しておくと良いと言われているのは、2〜3年前のものまで。

転居などによって住所変更をした人、喪中の人などの情報が年賀状で確認できるためです。

年賀状に写真が載っていたり直筆のメッセージが書かれてあったりすると、なかなか捨てづらいかもしれませんが、ここは思い切りが大切です。

参考:brother

保管分している年賀状を仕分ける

保管しておく年賀状が決まったら、保管分をひとまとめにするのではなく、必ず仕分けするようにしましょう。

仕分け方は人それぞれではありますが、例えば、友人・親戚・仕事関係・お店関係というように、大まかにジャンル分けしておくと、後から見返しやすいです。

なお、お店関係の年賀状は、クーポンになっているものやセール情報が掲載されているものなど以外は「不要」として、昔の年賀状と一緒に処分してください。

参考:コクヨ

処分する際の注意点

年賀状を処分するときは、書かれている個人情報に十分留意してください。

自分や相手の住所・名前はもちろんのこと、年賀状に印刷されている写真にも気を付ける必要があります。

可燃ゴミとして捨てる時は、シュレッダーにかける、ハサミで細かく切る、目隠しスタンプを押す、ハガキを重ねてガムテープなどでぐるぐる巻きにするなど、どのような方法でも構いませんので個人情報が見えなくなるような工夫をしましょう。

せっかく人にもらった年賀状だからゴミに捨てるのはちょっと……という人は、どんど焼きで、お正月飾りや書き初めなどと一緒にお焚き上げしてもらってはいかがでしょうか。

その場合は、年賀状を焼いても良いかどうかを主催者にあらかじめ確認しておくと安心ですよ。

参考:brother筆ぐるめフタバコ

年賀状の整理アイディア4選

手元に残しておく年賀状がまとまったら、あとは整理して保管しておくだけ。

年賀状をどれくらい見返すか、どのように収納しておきたいかなどを考慮して、自分に合った方法で整理しましょう。

輪ゴムやフリーザーバッグを使ってひとまとめにしておく

手間をかけずに手っ取り早く整理したい場合は、輪ゴムで束ねるだけ、というシンプルな方法がおすすめです。

最近は、いろいろなカラーの輪ゴムが出ていますよね。カラーゴムを使って、送った相手との関係性ごと、家族ごとに年賀状を仕分けしてみると良いでしょう。

なお、ゴムは時間が経つと、溶けるなど劣化しやすいため注意が必要です。まとめた年賀状に紙を巻き、その上から輪ゴムでまとめれば、きれいな状態で年賀状を保管できます。

また、フリーザーバッグを活用した保管方法もとても手軽です。

フリーザーバッグにはチャックが付いているので、入れた年賀状がこぼれ落ちる心配がありません。

フリーザーバッグの上部に年を書いておくと、見返したい年の年賀状を見つけやすいですよ。

輪ゴムやフリーザーバッグを使ってまとめた年賀状は、収納ケースにまとめて保管すると良いでしょう。

立てて並べられるので見た目もきれいです。

参考:長谷工の住まいbrotherkatazukeshuno.com

ガムテープとボンドを使って冊子にする

ガムテープとボンドを使って、年賀状を冊子のような形状にするのもおすすめのアイディア。

この際使うガムテープは布テープを選びましょう。

紙テープは劣化しやすいため、長期保存には布テープの方が向いています。

材料が揃ったら、まとめたい分だけ年賀状を束にし、その表と裏に表紙・裏表紙となる厚紙を添えて輪ゴムなどで固定します。

冊子の背となる部分にボンドを塗って和紙などの薄い紙を貼り、表紙・背・裏表紙がすべて固定されるようにガムテープを貼れば完成です。

表紙と裏表紙を付けることで、年賀状が汚れる心配がありません。背の部分に年賀状をもらった年を書いておくと、立てかけて整理した時にいつの年賀状かが分かりやすいですよ。

おしゃれな見た目にこだわりたければ、表紙・裏表紙を好きなデザインの厚紙にしてみる、ガムテープの上からお気に入りのマスキングテープを重ね貼りする、など工夫してみてください。

参考:株式会社アーツFUJIFILMbrother

ハガキケース・ファイルを活用する

ハガキ専用のケースやファイルなどを活用して収納するのも手です。

100均には、ハガキを収納できる便利アイテムが揃っています。

作業する手間を省きたい場合はそのようなアイテムを使うと、短い時間で整理整頓できますよ。

ハガキケースの場合、1つに100枚くらいの年賀状を一気にまとめて入れられるので、毎年大量の年賀状をもらっている人には特におすすめです。

もらう枚数が少ない人は、上で紹介したように冊子にしてから数年分まとめてケースに入れるのも良いかもしれませんね。

ケースに入れておけば、縦置きで並べたり、横置きにして積み重ねたりと、収納の仕方も自由自在です。

データで保存しておく

年賀状のために収納スペースをわざわざ確保したくないという場合は、データでの保管を検討してみてください。

プリンターのスキャン機能を使ったり、カメラで撮影したりして年賀状のデータをとりましょう。

データは表面・裏面の両方ともとり、表裏セットで1つのファイルとして保存するのがポイント。

誰宛に誰から来たどんな年賀状なのか、知りたい情報が一目で分かります。

データをとってしまえば、最新の年賀状であっても捨てて構いません。

参考:FUJIFILMbrother

まとめ

整理や処分に迷いがちな年賀状。 筆者はハガキケースを使って保管しており、年賀状がばらけることなく保管できてとても便利です。 細かいものの整理はついつい後回しにしがちですが、ぜひこれを機会に溜まっている年賀状を整理してみてはいかがでしょうか。 文/aeca

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