【東京女子】山下実優の持つプリプリ王座に挑戦するマーシャ・スラモビッチが自信たっぷり!「ベルトを獲った暁には世界を回って防衛を重ねる」

東京女子プロレスが1月3日、都内で年始興行「東京女子プロレス’24」(1月4日、東京・後楽園ホール)に向けタイトルマッチ調印式及び記者会見を行った。山下実優が保持するプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦する、マーシャ・スラモビッチが王座獲りに自信を見せた。

両者は米国で2度シングルマッチで戦い、対戦成績は1勝1敗。昨年12月14日(現地時間)に米ロサンゼルスで開催された「COMBAT PRINCESS USA」ではタッグマッチでマーシャが山下を下している。

マーシャは「2023年の私の活躍をよくご存じでしょう。PWI(プロレスリング・イラストレイテット=米国の老舗専門誌)の男子も女子のランキングにも入ったし、『COMBAT PRINCESS USA』でミユウ・ヤマシタにも勝った。2024年、新しい王者を出迎えるときが来ると思います。覚悟してください」と不敵に語った。

迎え撃つ山下は「1月4日、2024年一発目で、この東京女子のベルトを懸けてマーシャと日本でやれるっていうのは私もめちゃくちゃ楽しみです。去年の3月から長期で海外に行ったとき、結構米国のいろんな州を回らせていただきましたけど、その度にマーシャがいるんですよ。米国のなかでマーシャっていう選手の存在は大きくて。そのなかでシングルを2回やってて、結果は1-1。私は日本に帰ったら、日本でマーシャと試合したいなって思ってたので。常々甲田さん(哲也代表)にも言ってたんですけど。マーシャも引っ張りだこの選手なので、なかなかスケジュールが合わず。やっとシングルで、私がベルトを持った状態で、最高の状態で闘えるのでめちゃくちゃ楽しみです。前回の『COMBAT PRINCESS USA』でやられているので、そこはしっかり返していきたいと思います。そして、米国のなかでも大きい存在のマーシャを日本で倒すことによって、アメリカでの存在、日本での存在、私という存在ももっと大きくなると思っているので。ここはしっかり勝ちたいと思っています」返り討ちを誓った。

そして、マーシャは「勝ってベルトを米国に持ち帰った場合、どんな防衛ロードにしたいか?」との問いに「ベルトを獲った暁には、世界を回っていろんな防衛を重ね続けて、このベルトの最長王者になると思います」とニヤリ。

「クオリティーの高い試合を見せられる自信がある?」と問われた山下は「そうですね。ワクワクできる相手なので。それを日本でも試合したいなと思って。シングルでやった2つともマーシャの奥深さというか…。選手として、ここはこうだなって思ってたら、2回目に闘うと全然違う技を出してきたりとか、リズムも違うので。日本で3回目になりますけど、新たなマーシャの強さが見れるんじゃないかなと思うので。そこで生まれてくる私の強さもたぶんあると思うので、そこは私が上回って勝ちたいと思っています」と話した。

前回に続き外国人選手との防衛戦になる山下は、「海外流出のリスクによるプレッシャーはあるか?」と聞かれると、「プレッシャーはありますけど、そのプレッシャーが私は楽しいので。このベルトを獲るのが4回目なので、ある程度のリスクを背負うくらいやらないと。今まで自分が初代で獲ってからいろんなチャンピオンが生まれてきて。どんどんこのベルトが上に分厚くなって、存在も濃くなっているので。これくらいしないと自分のチャンピオンとしての存在も、お客さんもワクワクさせられないので。それに伴うリスクは、プレッシャーも感じますけど、楽しんで乗り越えていきたいなと思っています」と覚悟を示した。

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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