中学生が死亡…2人乗りバイク、なぜか縁石に衝突 乗っていた15歳と14歳は無免許、どちらが運転か 14歳は軽傷、バイクは都内在住者の名義 見通し良い直線道路…年明け直後の悲劇、息を引き取った15歳

中学生1人死亡 バイク、無免許で運転か

 1日午前0時48分ごろ、埼玉県松伏町築比地の県道で、中学生2人が乗ったバイクが道路脇の縁石に衝突。春日部市の男子生徒(15)が体を打ちつけ、病院に搬送されたがその後に死亡が確認された。同乗者で同市の男子生徒(14)は軽傷で命に別条はないという。吉川署は2人が無免許でバイクを運転していたとみている。

 同署によると、現場は片側1車線の見通しの良い直線道路。春日部市方面から吉川市方面へ走行中に、何らかの原因で縁石に衝突したとみられる。2人は運転免許を取得できる年齢ではなく無免許状態だったが、当時どちらが運転していたのか分かっていない。バイクは125ccのスクータータイプで、東京都中野区の人物名義だったという。

 同署は14歳男子の回復を待って事情を聴くなどして、2人と名義人の関係や詳しい事故原因などを捜査する。

© 株式会社埼玉新聞社