【東京女子】プリンセスタッグ新王座決定戦に緊急参戦の水波綾&愛野ユキがベルト獲りに意欲!

プリンセスタッグ新王座決定戦に緊急参戦の水波綾&愛野ユキがベルト獲りに意欲!

愛野「チャンスをモノにして、みんなのアニキから私のアニキにする」、水波「王者として東京女子の歴史に名を刻みたい」

東京女子プロレスが1月3日、都内で年始興行「東京女子プロレス’24」(1月4日、東京・後楽園ホール)に向けタイトルマッチ調印式及び記者会見を行った。「プリンセスタッグ新王座決定戦~3WAYマッチ」に緊急参戦することになった水波綾と愛野ユキがベルト獲りに強い意欲を見せた。

当初、イッテンヨン後楽園では同王者組の「ふりーWiFi」(乃蒼ヒカリ&角田奈穂)に「でいじーもんきー(でじもん)」の鈴芽&遠藤有栖が挑戦する予定だった。ところが乃蒼が体調不良のため、1・4後楽園と1・6新宿FACE大会を欠場することが決定。そのため、昨年12月31日、「ふりーWiFi」のベルト返上が決まり、白昼夢(辰巳リカ&渡辺未詩)、「でじもん」、水波&愛野の3チームによる3WAYマッチで新王座が争われることになった。

「でじもん」の鈴芽は「カード変更がありましたけど、私たちのベルトに対する気持ちも自信も変わっていません。白昼夢、爆れつ(シスターズ)、(ふりー)WiFiといった東京女子プロレスの最強のタッグチームがつないできたベルトを私たちでじもんが持ちます、遠藤は「相手が増えたり、パワーな人だらけだったりするんですけど、鈴芽さんも言ってくれた通り、私たちのベルトに対する思いは変わらないので、2人で獲ります」とベルト獲りを口にした。

白昼夢の渡辺は「突然舞い込んできたチャンスですが、白昼夢としてはいつでも行ける準備はしてきたので。いつだって今日だって明日だって、いつでも行けると思ってやってきたので。リカさんとまだ叶えたい夢はいっぱいあるし、2019年に獲って以来、4年か5年ぐらい獲ってないので、このベルトを今回獲って、2024年、リカさんといろんな夢を叶えていきたいと思います」と決意。

辰巳は「久しくベルトを巻いてないですし、このピンクのベルトも白昼夢に巻かれたがっているなと、今もヒシヒシと感じております。そもそも白昼夢が次期挑戦者にいないこと自体がおかしいと、ずっと思っていたので、今回挑戦できることになったのも当たり前だなって、自然の摂理だなって思っております。なので皆さんも安心してこの選手権を楽しんでもらえたらなと思います。ただ、でじもんもそうだし、ユキと水波さんというタッグも現れて、一筋縄ではいかないなと思うんですけど、今まで積み上げてきたものがあるので、私たちがベルトに返り咲きたいと思います」と約3年ぶりの王座奪還を誓った。

愛野は「今回このような形でタッグベルトへの挑戦権を得られて、すごいチャンスをもらえて、素直にすごくうれしいです。しかも“アネキ”(天満のどかさん)がいなくなったと思ったら、“アニキ”(水波の愛称)とベルトに挑めるということで、このチャンスを確実にモノにして、正式に“みんなのアニキ”から“私のアニキ”にするために、私は力づくでも何がなんでもベルトを獲りにいきます」と力強く語った。

水波は「今年は辰年。私、辰年生まれなので年女なんですよ。そんななかで今回カード変更になったとは言え、この東京女子のタッグのベルトを巻くチャンス、3WAYのメンバーに入ることができました。自分と愛野のタッグは、でじもんや白昼夢が組んでいる回数と比べれば、まだまだ数回しか経ってませんが、そこは熱さと情熱でカバーして、今回この東京女子のタッグのベルトを巻いて、私と愛野のタッグチームがチャンピオンとして、東京女子プロレスに名を刻みたいと思っております。今年も熱く爆発していきます!」と熱く話した。

水波と愛野がタッグを組むのは、今回で3回目となるが、愛野は「5月に初めて水波さんと闘わせていただいて、負けてめちゃめちゃ悔しかったんですけど。心のドアをガンガンガンガンと叩かれて、自分からブチ破って出てこいみたいな感じで言われた気がして。それからタッグを組むことが2回あったんですけど、そばで見る水波さんはもっとすごくて。もっと一緒に闘いたいなと思っていたんですけど。水波さんは東京女子の選手じゃないから、いつもいてくださるわけじゃなくて。でもここでタッグチャンピオンに私たちがなったら、きっと確実にもっと一緒に闘える機会が増えると思うんです。だからこそ、余計にこの絶好の機会を必ずものにして、タッグベルトを2人でつかみたいなと思っています」と意気込んだ。

愛野から「“みんなのアニキ”から“私のアニキ”にする」と言われたことについて、水波は「そんな風に思ってくれていたのを、今この場で初めて知ったので正直恥ずかしいというのが一番の感想です。でもそんだけ思いがあるということで、それもこのベルトを争う闘いで出していって、それも一つの強さになると思うので、必ず勝ちたいと思います」と笑みを見せた。

対戦相手、試合形式が大きく変わったことに関して、鈴芽は「対戦相手はめちゃめちゃ変わっているし、それこそ歴代チャンピオンの白昼夢や、ユキさんもタッグベルトを持っていたことがあるし。水波さんの強さを私はシングルマッチでイヤというほど感じていたので、すごいことになったなみたいな気持ちは正直あったんですけど、でもベルトが欲しい気持ちは変わらないし、有栖もそうだなというのはわかっていたので、気持ちを切り替えるというよりは、ベルトに真っすぐというのはそのままです」、遠藤は「確かにビックリしたけど、2人ならできると思っているから大丈夫」とコメントし、問題なしとした。

<写真提供:東京女子プロレス>

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