日本海側は、きょう（木）昼過ぎまで雨や雪が降る所がある見込み。北陸は地震の影響で地盤の緩んでいる所があるため、夕方にかけて引き続き土砂災害に注意・警戒が必要だ。あす5日（金）は東・西日本で晴れるが、北陸は夜には再び雨が降り出す見込み。週末は寒気が流れ込むため、雪や寒さに対しても注意が必要となる。
■日曜日は寒くなる
きょう（木）午後は太平洋側を中心に晴れて、日本海側も天気が回復に向かう見込み。ただ、北陸は地震の影響で地盤の緩んでいる所があるため、夕方にかけて土砂災害に注意・警戒が必要だ。気温は全国的に平年より高めだが、東日本や東北の太平洋側は夕方まで北寄りの風が強い地域がある見通し。なお、今夜～あす（金）朝は、この時季らしい冷え込みの所が多くなりそうだ。
あす（金）は前線の通過で、北日本の日本海側は午前中から雪や雨の降る所が多い。東・西日本は太平洋側を中心に広く晴れるが、午後は日本海側で雲が多くなり、夜には北陸で雨の範囲が広がりそうだ。雷を伴う所があるため、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要となる。北陸は6日（土）にかけても、雨や雪や降りやすい見込み。
7日（日）～8日（月・成人の日）は、日本の上空に強い寒気が流れ込む見通し。このため、日曜日は北陸の平地でも雪に変わる所が多く、夜には本格的な降雪となる可能性がある。全国的に厳しい寒さが予想されるため、体調管理にも注意が必要だ。北陸は9日（火）～11日（木）にかけても、雨や雪の降りやすい状態が続く見込み。
（気象予報士・高橋和也）
