能登半島地震 緊急援助隊を派遣 岡山県警 被災者を救出、救助へ

 石川県能登地方を震源とする能登半島地震を受け、岡山県警は4日、機動隊などによる広域緊急援助隊を現地に派遣した。同日中に被災地に入り、5日から本格的な救援活動を展開する。

 石川県公安委員会から3日、岡山県公安委員会に派遣要請があり4日朝、緊急援助隊約30人と車両約10台が現地に向けて出発した。活動期間は数日間で、特に被害が大きい石川県輪島市や珠洲市を中心に被災者の救出、救助に当たるという。

 岡山県警警備課は「まだ被害の全容が明らかになっていない。1人でも多くの人を救い出したい」としている。

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