工事の裏側つぶさに 真岡で交流拠点建設の現場見学

建設中の施設内を見学する参加者

 【真岡】市はこのほど3日間にわたり、市役所北隣に建設を進める複合交流拠点施設の現場見学会を開き、親子約40人が、今しか見られない工事の裏側を見て回った。

 参加者は、施工業者や市の担当者の説明を聞いたり、完成イメージ図を見たりしながら、屋上から順番に、建設中の3階の図書館ゾーン、2階子どもゾーン、1階地域交流ゾーンを見学した。

 工事の大きな音を聞きながら、鉄骨などがあらわになっている重厚感を体感し、完成に向けた途中段階の階段やエレベーター、大きな窓ガラスを取り付ける様子などに見入っていた。

 西田井小2年の山田結望(やまだゆみ)さん(8)は、母親の美智子(みちこ)さん(49)と初日に参加し「ガッシャンガッシャンという音がすごくて少し怖かったけれど、迫力があって、建てている途中を見られて楽しかった」と完成を待ちわびていた。

 見学会は夏に続いて2回目。市民に建設の段階から施設への愛着を持ってもらう趣旨で開いた。2025年春に開館する予定。

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