能登半島地震 被災地へ県警援助隊が出発 広島

1日に発生した能登半島地震での行方不明者救助のため県警の援助隊が被災地に向け出発しました。

能登半島地震では最大震度7の揺れを観測し、石川県では81人の死亡が確認され、80人の安否が分かっていません。

岸田総理大臣は生存率が急激に下がると言われる発災から72時間を迎えることを念頭に総力を挙げた救命救助を指示しました。

岸田総理大臣「命を守る観点から重要な被災72時間が経過する本日夕刻までに、現場の総力を挙げて一人でも多くの方を救命・救助できるよう全力で取り組んでください」

県警は行方不明者の救助のため、機動隊員ら71人が救助工作車など車両14台とヘリコプターで被災地石川県に向け出発しました。

広島県警 大木晋警備部長「多くの皆さまが助けを待っておられる。1人でも多くの方々を救出していただきたい」

派遣部隊は4日中に石川県に入り、到着次第順次救助活動を始めるということです。

寺田琢哉記者「こちら福山市役所の1階ロビーで義援金の受け付けが開始されています」

福山市は市役所や市内の支店11カ所で4日から義援金の受け付けを始めました。

募金をした人「見ていて心が痛むので少しでも役に立てばと思って、少しだけなんですけど」

現地の受け入れ状況が分からないため救援物資は受け付けず当面の間、義援金のみを受け付けるということです。

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