警察庁によると、2023年の全国交通事故死者(速報値)は累計2678人と、2022年の2610人から＋68となり、2015年以来8年ぶりに対前年比増となりました。2021年の2636人も上回っています。
都道府県別では、大阪府148人(前年比＋7)が2年連続のワーストとなっています。
■直近5年間の推移
全国(前年比) 都道府県総数ワースト3
・2019年 3215人(－317) 千葉県 172人 愛知県 156人 北海道 152人
・2020年 2839人(－376) 東京都 155人 愛知県 154人 北海道 144人
・2021年 2636人(－203) 神奈川県 142人 大阪府 140人 東京都 133人
・2022年 2610人(－ 26) 大阪府 141人 愛知県 137人 東京都 132人
・2023年 2678人(＋ 68) 大阪府 148人 愛知県 145人 東京都 136人
■交通事故死者数の推移 (人口10万人比)［うち高齢者］
・1948年 3848人( 4.93人) 現行基準の統計開始
・1949年 3790人( 4.74人) 2017年までの過去最少
・1953年 5544人( 6.46人) 初の5千人台
・1959年 10079人(10.98人) 初の1万人突破
・1970年 16765人(16.35人) 過去最多
・1976年 9734人( 8.70人)［1782人］1958年以来の9千人台
・1988年 10344人( 8.46人)［2369人］再びの1万人突破
・1995年 12670人( 8.54人)［3240人］高齢者数過去最多、率も初の30％台に
・1996年 9943人( 7.92人)［3145人］1987年以来の9千人台
・2009年 4979人( 3.90人)［2483人］1952年以来の4千人
・2010年 4948人( 3.88人)［2489人］高齢者構成率50.3％と初の半数超に
・2015年 4117人( 3.24人)［2247人］2000年以来となる対前年増加
・2016年 3904人( 3.07人)［2138人］1949年以来の3千人台
・2017年 3694人( 2.91人)［2020人］1949年を下回る過去最少
・2018年 3532人( 2.79人)［1966人］過去最少更新
・2019年 3215人( 2.54人)［1782人］3年連続過去最少更新
・2020年 2839人( 2.25人)［1596人］初の2千人台
・2021年 2636人( 2.09人)［1520人］高齢者構成率過去最大57.7％
・2022年 2610人( 2.08人)［1471人］6年連続過去最少更新
