能登半島地震の被災地へ給水応援 現地は「食料も飲み物も水分が不足…」【長野・上田市】

1日に発生した能登半島地震で、被災地支援のため上田市が職員や給水車を派遣しました。
上田市が派遣したのは職員4人と給水車・給水タンクそれぞれ1台ずつです。
4日朝、石川県の宝達志水町に向けて出発しました。6日まで現地で活動する予定です。

■上田市上下水道課・関守正課長
「(宝達志水町は)我々が聞いている情報の中では、電気ガスは通常通り使えている状況だが、水は断水が続いていると聞いている。少しでも安心安全な水をお送りできるように活動してほしい」

1日の夕方、石川県能登地方で震度7を観測した地震では多くの家屋が倒壊し至るところで断水が続いています。3日、自衛隊の給水車が到着すると長い列が出来ていました。

■被災した人
「食料も飲み物も水分が不足していてトイレもできずに、子どもも我慢させることがあったので来てくれて助かっている」

水道事業者などが加盟する団体の災害応援協定に基づき、3日から松本・飯田・岡谷、5日からは長野市も給水活動にあたります。

© 長野朝日放送株式会社