宮本優がJFL高知から東京Vへレンタルバック、高知に惜別のメッセージ「みんなは一つの大家族やき!!」

宮本優(24)が高知ユナイテッドSCから東京ヴェルディへ復帰[写真:©kochi united sc]

東京ヴェルディは4日、日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCへ期限付き移籍していたDF宮本優(24)について期限付き移籍期間終了を発表した。

宮本は2022シーズンに法政大学から東京Vへ入団。ルーキーイヤーにJ2リーグ9試合の出場にとどまると、昨シーズンはJFLの高知へと武者修行したが、南国土佐の地でもリーグ戦10試合出場に終わった。

それでも、リーグ終盤戦にかけては7試合連続でフル出場。1年間過ごした高知の公式サイトからコメントを発表している。

「1年間レンタルという立場でお世話になりました」

「レンタルだからというのは全く関係なく、僕を受け入れてくれたこのクラブの力になれるよう、最大限尽くしてきました。J3昇格という目標を常に掲げて毎日を過ごしてきましたが、自分の未熟さ、力不足で、あまり力になれてなかったことが、本当に心残りです」

「また、高知でのこの1年間は全く自分の思うようにいかなかった一年でした。出場機会を求めてこのクラブに来ましたが、そう甘いものではなく、焦りなども含め、悩みもがく期間が続きました。でもこれは決してマイナスなことではなく、出場時間以上に意味あるものをぼくは得た実感があります」

「それでも、天皇杯や国体での目に見える結果というものは、間違いなく今後のサッカー人生に繋がるものであり、一回りも二回りも成長させてもらいました。それはクラブとしても同じかと思います」

「『この一年があって良かった』『高知に行った一年があったから今がある』と自信を持って言えるように、しっかり今後結果で示していきたいと思います」

「そしてこのクラブには最高のメンバーが揃っているとぼくは確信しています。何かの縁があって出会ったこのクラブを、ぼくはこれからずっと応援させてもらいます。そして闘うことがあれば全力のリスペクトで勝たせてもらいます!」

「本当にユナイテッドに関わる全ての方に感謝します。みんなは一つの大家族やき!!」

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