警察署の玄関に「正義」の墨書、高校書道部員「安心安全のため毎日頑張って」 京都・亀岡

京都府警亀岡署の玄関に登場した「正義」の墨書と手がけた高校生たち(京都府亀岡市安町)

 京都府警亀岡署(京都府亀岡市安町)の玄関に、大きく墨で「正義」と書かれた書が登場した。亀岡高校書道部の作品で、部員たちは「安心安全のために、毎日頑張ってほしいという思いを込めた」と話している。

 大きさは縦約1.35メートル、横約0.7メートル。同署からの依頼を受け、「正義」の文字は書を手がけた2年中川絢香さん(17)が考えた。10月中旬から20枚ほどを書き、顧問と最も出来に納得できた作品を選んだという。中川さんは「筆が太くて力加減が難しかった。勢いを意識して書いた」と振り返った。

 2023年12月中旬に寄贈式があり、玄関に掲げられた。中川さんと、同10月の全国地域安全運動期間の横断幕を制作した1年の松岡姫里英(きりは)さん(16)、植村彩礼(あや)さん(15)にそれぞれ感謝状が贈られた。

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