積雪不足で大会中止 岩手県選手権アルペンと田山クロカン

積雪不足のため、大会の中止が決まった田山クロスカントリーコース。一部では地面が見えている場所もある=八幡平市

 岩手県内スキーシーズン幕開けを告げる第64回県選手権アルペン競技会と、ガリウムカップ第35回田山クロスカントリー大会が積雪不足のため中止となった。両大会の中止は2017年以来。県内主要大会は翌週以降も続き、雪不足の影響が懸念される。

 県選手権アルペンは6、7の両日、雫石町の岩手高原スノーパークで男女の大回転と回転を予定していたが、積雪不足と今後も降雪量が見込めないことから中止が決まった。

 八幡平市で7、8の両日に予定された田山クロスカントリー大会は、県内外の小中学生、高校、一般まで選手延べ約430人がエントリー。市スキー大会実行委によると、会場の田山クロスカントリーコースは一部で地面が見え、水が浮いている状況のため、3日に中止を決めた。

© 株式会社岩手日報社